暮らしメラメラ

人と火とが出会い、180万年。料理、照明、神話、信仰、動力そして暖房まで、人と火との関係は様々に結ばれてきました。そのながく膨大な歴史から見たらほんの指先ひとつにすぎないこの時代に、人と火とのあたらしい可能性をひらき楽しもうとこころメラメラさせています。薪ストーブとその周辺のことならなんでもお気軽にご相談ください。ともに燃えたぎって参りましょう。

株式会社 人と火と

45年にわたり群馬の暖炉工事を牽引し、建築家や工務店さんから「特殊な工事なら、あそこ」と一目置かれた存在。それがアーテリア(旧アーテリアニシダ)でした。わたしたち「人と火と」は、その歴史を受け継ぐ後継者です。そしてなおかつ、新しいことにも、変化することにも柔軟に挑んでいきます。炎の正しい扱い方レクチャーを徹底し、近所迷惑な薪ストーブ一家を生み出さないよう尽力します。等身大のエコロジー実践で、環境に向き合っていきます。一度にたくさんの工事はできませんが、一軒ごと丁寧に仕上げていくことを、地道に繰り返していきます。ストーブ業界のライバル店同士や建築業界がしのぎを削りあうだけでなく、住宅文化を高めるためにコラボイベントしたりするような温かい関係が築かれることを望んでいます。

新拠点「まがりめ」のこと

2024年2月に移転の新拠点は、里山の小さな丘を切り開いたように建てられた築50年の昭和の民家がベース。日々の業務の合間を縫って約1年かけてDIYリノベーションしたショールームです。田舎の小道をくねくね曲がって、三叉路をカクンと曲がって坂を登る「まがりめ」の場所にある家です。少し分かりにくい場所ですが、わざわざここへ足を運んでくださったお客さんは、これから歩むストーブライフの道のストーリー上ここでの出会いが、人生の「まがりめ」となるよう願いを込め空間を醸しました。ストーブ周りの良い部分や課題を是非この場所でご体験ください。

※フルオープンのショールームではありません。お越しの際は必ず事前にご予約ください。(ご予約は携帯電話か、メール、SNSまで)

薪ストーブ選び

ストーブ選び

クリーンバーン方式の輸入薪ストーブを提案することが多いですが、ストーブ選びで最も重要なことはユーザーさんにマッチするかどうかです。本体選びに必要な情報は、住宅の仕様、地域、置き場所、ユーザーさんのライフスタイル(薪つくりや、メンテナンスについて、過ごし方)などなど。ストーブを、カタログ情報だけに頼らず、経験や感覚に基づいて多角的に考えながら選び出していきます。こちらが売りたいメーカーやブランドを押し付けることはしません。どうかお気軽にご相談ください。

また、建物面積だけの情報から「ここに合ったストーブを」とか、「何でもいいから安いものを」とかいうご要望にはおそらくお応えできません。その先に実際に使うユーザーさんがいる以上、その方が一度も専門的アドバイスを受けないまま購入するようなことは無くしていきたいと考えています。

薪ストーブ工事の要、煙突について

煙突について

薪ストーブ本体以上に大切なのが、煙突です。高品質のステンレス素材と、ブランケット状の断熱材スーパーウール、シームレス溶接、ツイストロックカプラー、焼付け塗装など、煙突自体のチェックポイントはもちろん、支持金物や雨仕舞いを適材適所に確実に美しく施工すること。排気効率や風圧抵抗をクリアし安全なシステムをつくりあげることが、実はストーブ工事の要であり工程の8割を占めていると言っても過言ではありません。

ストーブ本体よりも寿命の長さや費用効果の高さに違いがあらわれますから、煙突を脇役にするような施工は致しません。現場に行くと「煙突屋さん」と呼ばれることさえあるくらいです。

安全で確実、安心の施工・メンテナンス

施工・メンテナンス

業界に入って以来、常に現場に立ち、応援の職人さんと共に設置工事、メンテナンス、修理など、トータルで600件を越える現場作業に携わってきました。その経験と技術を駆使して、最高の施工を行うべく、日々研鑽を重ねています。責任施工の品質に恥じない安全で確実な工事をこれからもお約束いたします。またメンテナンスや修理では、ユーザーさんの気付かない部分までチェックし、永く安心してお使い頂けるよう細心の注意を払って向き合います。

本当の願いは、ご自宅のストーブについてはオーナーさんご自身に一番のスペシャリストになっていただくこと。そのためのレクチャーやアドバイスは惜しみなく提供いたします。また、もしもの場合にも誠意を持って対応できるよう損害賠償保険に加入しています。

薪ストーブ導入のご相談・打合せ

ご相談・打合せ

ショールームにお越し頂くことはもちろん、こちからからご自宅や現場、設計事務所さん、建設会社さんなど、どこへでも喜んでお伺い致します。建築業界の専門用語や知識に慣れないとなかなか伝わらないモヤモヤや、現場には言いづらいオーナーさんのこだわりを代弁します。

そんなフレキシブルな動きをこなすため、外出している事も多いですので、ショールームに起こし頂く場合は必ず事前にご予約ください(ご予約は携帯電話か、メール、SNSまで)。ご希望をお伺いし、スケジュール調整致します。繁忙期やタイミングによってはご要望に添えないこともありますが、定休日や時間帯の制限はありません。小さなことでも可能な限りお応えしますので、お気軽にお問い合わせください。

施工•修理実績ブランド

ドブレ、ヨツール、モルソー、コンツーラ、ネクター、スキャン、ヒタ、ダッチウエスト、ウォーターフォード、バーモントキャスティングス、クワドラファイヤ、ネスターマーティン、フォンディス、ベルファイヤ、キタジマ、手作り暖炉、ホンマ製作所、ハースストーン、チャーンウッド、イタリアノルディカ、etc.

  • 焚き火と薪
  • 薪ストーブ
  • 薪ストーブの炎

石村学Ishimura Manabu

1975年群馬県中之条町生まれ。山や清流に囲まれ野原を駆け回って育つ。小学校の図書館で読んだ『おじさんは原始人だった('81/偕成社)』に感化され、縄文遺跡巡りや土器石器づくりに励む。現在に至るまで、竪穴式住居をつくって炉を焚きたいという願望を抱いている。かつてDIYで施工した薪ストーブで大失敗。煙逆流、燃えない、臭いという苦い経験をし、「薪ストーブは手強い」と身をもって知る。

デザイン会社、看板屋、木工・特注家具屋を経て挫折や葛藤の末、流れ着くように入社した会社アーテリアニシダで、輸入薪ストーブと断熱二重煙突に出会う。ついでに北欧の家具や照明にも惚れる。2013年にベルギーのDOVRE、と2016年にスウェーデンのNIBE(contura)を訪問し、さらにどっぷり染まる。薪ストーブを導入したお客さんの家や暮らしがドラマチックに、またバリエーション豊かな表情に、生まれ変わるのを見るのを生きがいとする。

薪ストーブとは、薪、空気、火、所作、道具、暮らしの研究でもあるとの想いから、ユーザーさんは皆共同研究者だと感じている。現代人の日常生活から「火」が消えることを(何か重要な感覚が失われてしまうのではないかと)本気で心配し、2021年「株式会社 人と火と」を設立。薪ストーブを中心に、人と火の関係の可能性を探求している。

会社概要

社 名
株式会社 人と火と
所在地
群馬県渋川市北橘町八崎653
フルオープンのショールームではありません。お越しの際は必ず事前にご予約ください。(予約は携帯電話か、メール、SNSまで)
電 話
0279-25-7118
FAX
0279-25-7509
メール
代 表
石村学
資本金
3,000,000円
設 立
2021年5月
駐車場
あり(7〜8台)
実演機
あり